後部操作対応部品

遊戯施設は乗客監視を義務づけられています。開放型の搬器で身体拘束装置が無い場合、後部監視が
出来ない構造で前部操作員のみでワンマン運行すると違法運営になります。
１人で運営を行いたい場合は、この部品で運転席を列車の最後部に移動し、操作員は乗客と前方の両
方を監視しながら運営することが出来ます。ただし軌道上の全ての場所で操作員が列車の前方３ｍま
でと、最前部の客席まで見通せる編成長でなければいけません。見通せない場合は軌道、車輌のいず
れかあるいは両方にカメラモニター等の監視装置か、障害物を検知して自動で停止する装置を取り
付ける必要があります。ただし下記のいずれかに該当する場合はこの部品は不要です。
・操作員以外の監視員がいる場所から死角が無く軌道全体を見渡すことができ、監視員は乗客に異常が
　あった場合は無線などで操作員に速やかに停止指令が出せる。あるいは遠隔操作で停止させることが
　出来る。（側歩行補助等）
・操作員以外の監視員がいる場所から死角となる部分に設置されたＩＴＶの画面を常に監視し、監視員は
　乗客に異常があった場合は無線などで操作員に速やかに停止指令が出せる。あるいは遠隔操作で停止
　させることが出来る。
・最後部に車掌を乗せて乗客を監視する。車掌は乗客に異常があった場合は無線などで操作員に速やか
　に停止指令が出せる。あるいは遠隔操作で停止させることが出来る。ただし軌道上の全ての場所で最前
　部の乗客まで車掌からの死角がないこと。