ステンレスコーチの特徴

◎屋外放置に耐えられるように、車体はSUS304ステンレス板を使用しています。雨ざらしでもOKです。
◎本体と座板は傷が目立たずいつまでも美しい2B板を使用。
◎乗り心地がよく、脱線しにくい安全な構造です。

車体

台車

安全性と乗り心地

寸法は安全性能基準値※1を尊守した上で、次のような工夫をしてあります。

ブレーキの重要性について

遊戯施設には安全柵※2の設置が義務づけられています。ミニ鉄道では踏切もあり、安全柵の設置は経費の面でもなかなか大変です。速度リミッターやブレーキ等を装備して基準を満たせば安全柵は簡略化できます。当社は止める技術も追求しています。 

各種の安全装置

次のような安全装置が取り付けられます。ホビーユース製品は車端安全板とハンドブレーキのみ取り付けられます。ビジネスユース製品は車端安全板は標準装備です。

ハンドブレーキ
レバーを引くとブレーキがかかります。トグル機構とレジンシューにより、軽い操作で強力なブレーキがかけられます。車体に関係ない台車ブレーキ方式ですので、堅牢で調整が不要なのが特長です。前部の台車だけの物と、後部と連動する物があります。連動方法はワイヤー式とロッド式があります。
エアーブレーキ
編成全体に連動するブレーキです。コンプレッサーで貯めた圧縮空気を、ブレーキシリンダーに送って作動させます。非常ブレーキのみ作動させる物と、比例弁を使用してブレーキ力を加減できる物があります。後者は下り勾配で動力車のダイナミックブレーキだけでは不足する場合に使用します。動力車のブレーキと連動し、車掌スイッチにより非常停止することができます。
慣性ブレーキ
非牽引(非推進)車両に連動するブレーキです。連結器に働く慣性応力を油圧で増幅してブレーキをかけます。このブレーキを装備した車両は進行方向が1方に限られますが、下り勾配や停止時に運転操作員の意志に関係なく荷重に比例した強さで自動でブレーキがかかりますので他のブレーキに比較して信頼性が高いのが特徴です。ただし機械式のブレーキですので長い下り勾配には使用できません。
電磁ブレーキ
編成全体に連動するブレーキです。台車に電磁石を装備し、シューをレールに吸着させて作動させます。非常ブレーキのみ作動させる物と、チョッパーを使用してブレーキ力を加減できる物があります。後者は下り勾配で動力車のダイナミックブレーキだけでは不足する場合に使用します。動力車のブレーキと連動し、車掌スイッチにより非常停止することができます。エアーブレーキと比較すると、摩耗部品が無く保守が容易な反面、長時間の連続作動はできませんので、勾配上で長時間停止するなどの目的には使用できません。また当社の鉄軌きょう以外では使用できません。MCN車輪は車輪シューによるブレーキが使用できませんのでこのブレーキを装備します。
脱線防止装置
電磁ブレーキと併用する安全装置です。乗降時のばたつきや乗客の危険挙動、カーブでの速度の出し過ぎなどの異常を検知して自動的に非常ブレーキをかけるとともに脱線を防止します。作動はブザーで運転員に知らせます。ポイント転換不良の割り込み脱線には効果がありませんが、ブレーキは作動しますので被害を最小限にすることができます。
車端安全板
連結面に転落したり、巻き込まれたりするのを防止する安全板です。
フットガード
ステップから下を遮蔽します。回転部分に巻き込まれるのを防止します。

アクセサリー

ウレタンシート
クッション性をもつシートです。意匠上の高級感と長時間乗車の場合におすすめします。炎天下の座面の温度上昇防止には効果はありません。炎天対策は水まきや塗れ雑巾の使用をおすすめします。長期の使用にわたって劣化や破れ等が発生しますので交換が必要です。
カラーサイドライン
側面にラインを入れられます。色や幅はお選びいただけます。木目シートで木造調にすることも可能です。また広告や画像なども入れられますのでご相談ください。

性能試験値

車体主材質 SUS304  空車重量 530N  定員 7名  定格荷重 4116N  連結器破壊荷重 押11.76kN 引27.44kN
車端捻りモーメント 68.6Nm/mm  分散定格撓み 3mm  車体降伏静荷重 10976N  振動緩み 20Hz4mm30min
7人乗り常設用の数値です。県工試にて測定  

※1 隔離距離(ステップ高さ含む、乗降用プラットホーム除く)0.15m以上、座席幅(ステップ幅)0.35m以上
※2 高さ1.1m以上、幼児がくぐれないこと(係員管理の乗降用出入り口を除く) コーンやロープなどは安全柵にはなりません
※3 6km/h以下、制動距離3m以内、フットブレーキ不可
※4 電気ブレーキ、エンジンブレーキなどの摩擦力によらないブレーキ。消耗部品がなく性能が安定。